こんにちは、管理人ちゃんさんです。
フトアゴを購入する時は事前準備が必要です。
今回はフトアゴ購入前にどんな準備をすれば良いかを解説していきます!
事前準備が必要な理由
まずは飼育セットを購入しましょう。

生体を買う時に一緒に買えばいいじゃん!と思う人もいるでしょう。
でもそれだと温度管理のテスト運転ができません。
ライトを付けたらケージが温まりすぎて50℃以上!フトアゴも干物昇天コース。
保温が弱くケージが温まらないとフトアゴも体調を崩してしまう。
しっかり温度管理ができているかの事前テスト運転が必要なのです!
購入するもの
ケージ

まずはフトアゴの家になる飼育ケージです。
サイズはW600×D450×H450mm以上を選んであげましょう。
小さいサイズだとケージ内に温度勾配を付けにくいので、大きいものを選びましょう。
初心者さんは温度勾配が付けやすいW900×D450×H450mm以上のケージを選びましょう。
普及しているジェックスのエキゾテラ グラステラリウムは全面ガラスでしっかりしていて、フトアゴ観察もしやすいです。
保温器具

ケージ内部を保温するのに欠かせないのは保温器具です。
保温球 / 遠赤外線(ダントツ)/ セラミックヒーターを選びましょう。
パネルヒーターは大きいケージを保温するには熱量が弱いのでやめましょう。
ダントツは電球切れの心配もなく、電気代も安いのでおすすめです!
S〜LLサイズがあり、ケージに合わせて購入できます。
サイズが大きいと上部を覆う形になるが、結構薄いのであまり気にならないです。
保温球は小さいのでコンパクトに保温することができます。
夜も点灯するので、フトアゴの睡眠をあまり妨げないよう青色をオススメします。
電球なので切れたら交換しなきゃいけないけど、切れるタイミングが分からないのが難点。
また、水がかかると割れるので注意が必要です。
セラミックヒーターは保温球の性質に似ていますが、光が出ないので目に優しいです。
他の保温器具と比べると電気代が結構高くなりがちです。
こちらも水がかかると割れるので注意が必要です。
UVライト

フトアゴは紫外線に当たらないと骨をうまく成形することができません。
蛍光管タイプ、電球タイプのどちらでも大丈夫です。
紫外線が一番強く出るライトを使ってあげましょう!
バスキングライト

「消化を促すために局所高温を作る」のがバスキングライトの主な役目です。
W数によって熱量が違いますが、夏場は50〜75W・冬場は75〜90Wくらいを使ってあげましょう。

またバスキングライトにはUVを同時に照射してくれるものもあります。
その場合はUVライト自体はいらないので、ケージがスッキリするのでおすすめです。
電球ソケット
ソケットが無いとライトは点灯しません。
爬虫類飼育用のクリップ式を購入しましょう。
サーモスタット
サーモスタットはケージの温度を自動で管理してくれます。
温度が上がり過ぎたら保温器具をオフ、下がり過ぎたらオンにしてくれます。
少し値段が上がりますが、上記のUVライトやバスキングライトを時間でオンオフ可能の兼用タイプが使い勝手が良いのでおすすめです。
デジタル画面で見やすく、温度の上がりすぎ・下がりすぎ時アラーム機能も搭載です。
温度計
温度計でケージ内の温度を計ります。
デジタル温度計で水温も計れるものは温浴時にも使えるのでおすすめです。
餌入れ
餌を入れる器を用意しましょう。
餌を食べやすいように浅いものを選びましょう。
ずっと同じ餌入れを使うと、フトアゴが覚えて持ってるだけで寄ってきますよ。
各種レイアウト

バスキングスポットにはお腹を温めやすくする為に温まりやすい石などを置きましょう。
休憩スペースとして日陰ができるシェルターを置いてあげましょう。
フトアゴは半樹上性なので流木などの抱きつけるレイアウトを置いてあげましょう。
試運転をしよう!
必要な道具が揃ったら、保温器具やライトの試運転をしましょう。
バスキングスポットを約37℃、バスキングスポットから一番遠いところを26〜28℃程にしましょう。

バスキングスポットの温度が高すぎる場合、ライトの高さを調節したり、W数を下げましょう。
また、サーモスタットを使って目標のケージ内温度を目指しましょう!
夏場で温度が上がりすぎる・冬場で温度が下がりすぎる場合は、エアコン・サーキュレーターで調整してあげましょう。
まとめ
事前準備できましたか?
実際フトアゴの体は強いので、冬場でなければ基本的な道具があれば問題なく飼育できると思います。
万が一ということもあるので、事前準備をしっかりしてフトアゴを迎えてあげましょう!
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